2026年度税制改正を控える政府・与党は、賃貸マンションやオフィスビルなどの投資用不動産を活用した、相続税の過度な節税策(いわゆる「駆け込み節税」)を防止する方針を固めた。
相続直前の購入物件、評価ルールを厳格化
今回の見直しでは、相続開始の直前(購入から5年以内を軸に調整)に取得された投資用物件が主な対象となる。
・現行ルール: 「路線価」などを基に評価。賃貸物件は利用制約があるため評価額が低くなりやすく、現金を不動産に換えることで相続税評価額を大幅に圧縮することが可能だった。
・新ルール: 「購入時の価格」をベースに評価。具体的には、購入価格に地価変動を反映させた上で、2割程度を低く見積もる方式を採用する。これにより、路線価よりも評価額が市場価格に近づき(税負担増)、節税のみを目的とした直前の不動産購入に歯止めをかける狙いがある。
背景には「時価と評価額」の著しい乖離
相続税法では本来、財産は「時価」で評価するのが原則だが、不動産の時価算定は難しいため路線価等が用いられてきた。しかし、国税庁が示した事例では、21億円で購入した千代田区のマンションが相続時に4.2億円と評価されるなど、実勢価格との乖離が著しかった。政府は2024年に「タワーマンション節税」への是正措置を講じているが、今回はその他の賃貸不動産や小口化商品に残る不公平な節税スキームの是正を図る。
弊社は相続税対策も兼ねた土地活用の経験が豊富です。相続税や遊休地活用などは弊社までご相談ください。弊社が皆様それぞれの状況に合わせてご提案いたします。 ※出典:日本経済新聞
年末年始の帰省は、離れて暮らす高齢の親の健康状態や生活環境を確認する貴重な機会だ。しかし、心配するあまり無神経に問い詰めたり、財産状況を詮索したりすることは、関係悪化を招く恐れがある。 信頼関係を損なわずに、現状を適切に把握するためのポイントを整理した。
1. 「聞かずに見る」観察チェックポイント
本人に直接尋ねなくても、様子を観察するだけで多くの情報が得られる。まずは以下の点を確認することが推奨される。
身体・生活機能:歩行速度、腰の曲がり具合、聴力、物忘れの頻度。
生活環境:部屋の散らかり具合、食事の内容や量。
医療情報の収集:服用中の薬を撮影。薬袋から「かかりつけ医」や「現在の持病」を把握。
2. 会話から自然に引き出すテクニック
直接聞かなければ分からない情報は唐突な質問は避け、話しやすい話題から入るのが鉄則だ。
導入は「ルーツ」の話から: 出身地、先祖、お墓、宗教の話などは、親が積極的に話しやすく、家を継ぐ意思表示とも受け取られるため好まれる。
生活リズムの確認: 口が滑らかになったら1日のスケジュールや生活上の困りごとを聞き出す。
重要情報の確保: 友人連絡先(安否確認用)、マイナンバーカード、診察券、印鑑の保管場所を確認。
3. 最難関「お金・相続」の切り出し方
親の経済状況や財産管理は、最もデリケートな話題だ。子どもが上から目線で管理しようとする態度は、親の反発を招く「禁句」とされている。専門家は、否定や詰問を避け、自然な形で資産状況が整理される以上の方法を提案している。
今回は、親の状況把握と信頼関係を損なわないコミュニケーション術をご紹介させていただきました。親御様の資産管理や将来の相続対策にお悩みの方は、弊社にご相談ください。
※出典:日本経済新聞
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