国税庁は2024年1月1日時点の路線価を発表した。全国の標準宅地の平均が前年より2.3%上昇し、3年連続で増加しました。新型コロナウイルスからの経済回復が進む中、土地価格の上昇が明らかになっています。路線価の上昇は、相続税の負担増加につながる可能性があります。
路線価は土地の評価額を示す公的な価格の一つで、主に相続税の計算に用いられます。土地の評価額は、「路線価×補正率×土地面積」で算出され、補正率は土地の形状や特徴によって調整されます。
複数の道路に面している土地や借地権が設定されている土地の場合、評価額の計算には追加の考慮が必要です。地域によっては固定資産税評価額を基に計算する場合もあります。
相続税は、相続財産の評価額が非課税枠(基礎控除額)を超えた場合に課されます。都市部では、土地の評価額が相続税の発生を左右しやすく、適切な対策が重要です。例えば、「小規模宅地等の特例」を利用すれば、特定の条件下で土地の評価額を大幅に減額できるため、税負担を軽減することが可能です。
今回は路線価の上昇による相続税の負担増加の懸念とその対策ついてご紹介させていただきました。弊社は皆様の相続税対策やそれに関する土地活用、不動産投資について様々な視点から提案・アドバイスが可能です。お悩みの方は弊社に是非ご一報ください。
※国税庁(令和6年分の路線価等について)
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※Unito
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土地活用相続対策研究会
株式会社野田建設