土地活用通信 2024年7月号 - 土地活用の原点|最適な土地活用をサポート
土地活用通信

土地活用通信 2024年7月号

フラップ版も精算機も不要!初期費用・運転費用を抑えて、手軽に駐車場運営

アルゴは、QRコードを使った駐車場料金決済サービス「ScanPa」を提供している。このサービスでは、QRコードと専用システムを使用して時間貸し駐車場の利用記録と料金決済を行う。
駐車場オーナーは専用システムに情報を登録し、生成されたQRコードを駐車場に設置。
利用者はQRコードをスマートフォンで読み取り、車のナンバーを入力して決済する。
決済方法にはクレジットカードやQRコード決済(PayPay、LINE Pay)が利用可能。

このシステムは精算機やフラップ板を使わないため初期費用を抑え、機器メンテナンスや現金回収などのランニングコストも低減する。防犯対策として防犯カメラや巡回警備を推奨している。

利用料金はシステム利用料が月額5500円、送金手数料が1回1100円、決済手数料が4%、そのほか初期費用が5万5000円(全て税込)である。

2023年の提供開始以来、2024年4月22日時点で企業28社・個人3人が約50カ所で導入している。導入が容易なため、空いた月極駐車場や建築用地など、さまざまな用途で利用されている。
弊社は地域の地主さまや投資家さまの土地活用、不動産投資を建築、不動産の観点から提案させていただいております。その一環で皆様にとって有益な情報を毎月発信しておりますので、土地活用や不動産投資、賃貸経営にお悩みの方は是非一度弊社までご連絡ください。
※ScanPa(スキャンパ)とは

個人向け投資用不動産ローン 3年連続増加 相続税の節税需要で再び活況

相続対策や資産形成の需要増加を背景に、個人向け投資用不動産ローン(アパートローン)が再び伸びている。2023年度の国内銀行の新規貸出額は3兆円を超え、3年連続で増加。特に大都市部での価格上昇が顕著だが、今後の金利上昇が貸し出しや不動産価格に影響を及ぼす可能性もある。

23年度の銀行の「個人による貸家業」への新規貸出額は3兆684億円で前年より7%増加。特に24年1〜3月期の伸び率は1割に達し、四半期として6年ぶりの高水準で9778億円となった。アパートローンは個人が賃貸用不動産を取得する際に利用され、特に地方銀行が積極的に手掛けている。

賃貸用の不動産は相続時の節税効果が見込めるため、富裕層を中心にお金を借りてでも賃貸用住宅を取得しようとする考えが根強い。富裕層の増加により、不動産を活用した相続税対策や資産運用の需要が高まっており、相続財産の約3分の1が土地という状況が続いている。富裕層の資産形成目的での借り入れも増加している。

マンションの平均募集家賃は全ての面積区分で前年同月を上回るなど、上昇基調が続いている。借入金利が依然低い中で、不動産や賃料の下落リスクは限定的とみて、富裕層マネーの一部が不動産に向かっている。今のところ不良債権となる比率も低いため、貸出残高を伸ばしたい銀行は富裕層の借り入れ申請に積極的に応じている。

今回は全国的な個人向け投資用不動産ローンの好況についてご紹介させていただきました。弊社は地主さまの土地活用、投資家様の不動産投資について様々な視点から提案・アドバイスが可能です。お悩みの方は弊社に是非ご一報ください。
※貸出先別貸出金(日本銀行ホームページ)

お問合せ先
土地活用相続対策研究会
株式会社野田建設

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